仮想ディレクター日記

2021の特徴について

2020は、アーカイブ展の色合いを濃く打ち出しました。これには理由があり、準備期間が単純に短かったということと、新潟市には様々な活動をしている人たちが多くいるということを改めて紹介したかったからです。

2021は、新しい作品を多めに展示します。今のところ12作品の予定です(増える可能性があります)。作品についてはテーマを定めています。新潟の水と土の特徴に「再発見・再定義」「地域との繋がり」「歴史・文化の継承」の3つの内のどれか1つ以上を組み合わせてもらいます。要は、新潟を感じられる作品にしてほしいと求めました。

また、”見やすさ”も重要な要素の1つとしています。このこだわりについては別日に書きたいと思いますが、作品に関して言えば、作品解説をしっかり行いたいと考えています(現時点の話ですが)。解説がほとんどない展示も面白いのですが。

他の特徴としては、食が加わりますし、新潟市全域がフィールドになっているゲームもします(内心色々ドキドキしています笑)。このどちらも詳細は別日に紹介しますが、計画当初にはなかったもので、打ち合わせを重ねる中で出てきたものです。もしかしたら、会期中にも増えるかもしれません。昨年以上に、さらに自由度が高くなっているのも今年の特徴です。

#仮想みずとつちの芸術祭2021
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平岩史行

(仮想)みずとつちの芸術祭ディレクター

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